コロナ禍において、現在イベント展示からウェビナーへと変更を検討しているお客さまも多くいらっしゃるか思います。今回はイベント展示と同様の成果を上げるためにウェビナーの情報をお届けいたします。ウェビナーを成功へと導くため、そのメリットとデメリットを知っておく必要があります。
>>目次
・コスト面
ウェビナーはわざわざ来場する必要がありません。そのため、来場者に対応するコスト・ブースの施工・輸送等多くのコストを抑えることができます。
・無制限の来場者
ウェビナーはインターネットの環境さえあればどなたでも視聴可能です。また場所的制約も存在しないため、”来場者が入れない”ということもありません。
・アーカイブ保存
映像データとしての展示となるため、生放送でのウェビナーであったとしてもそのままアーカイブとして保存し、お客様の営業資料等にすることが容易です。
・多数の動線の確保
ウェビナーは1か所から、多数の掲載プラットフォームに展開することが可能です。
動画プラットフォーム、生放送プラットフォーム、お客の保有のホームページ等、実際の展示とは異なり集客が容易です。
・同時コミュニケーション
IoTテクノロジーを使ってリアルタイムのアンケートをおこなったり、大勢の視聴者と同時にコミュニケーションが可能です。実際の展示では必要だった人員の削減にもつながります。
・触覚、嗅覚、味覚等を伝えることができない
映像として商品・サービスを視聴者に伝えるため、実際の匂いや肌触りなどを体験することができません。
お客さまの商材によってはその魅力が伝わりにくい可能性もあります。
・1対1に向かない
1対1のウェビナーは費用体効果が悪く推奨はできません。
実際に商材に触れることはできないためその熱量も実際の商談にくらべ劣ります。契約や成約が大詰めとなった段階へのお客様には向きません。
・掲載方法によって視聴者のインターネットリテラシーが要求される
ウェビナーの掲載方法はYouTubeなどの動画プラットフォームやZoomなどのチャットツール、その他さまざまな方法があります。
視聴者には少なくともそれらを使用することが可能なことが要求されます。
・多数のプラットフォームそれぞれの掲載方法を知る必要がある
プラットフォームによって掲載方法は様々あります。リアルタイムや生放送のウェビナーを開催する場合、事前にセットアップをする必要があります。
また掲載準備がととのったらそれを視聴者に伝える必要があります。ウェビナーは大掛かりな展示会とは違い
”ほかの展示のついでに見る”といったことは起きず主催側で事前の通達が必要となります。
・安定した通信回線が主催側に必要
ウェビナーを開催するにあたって、安定した通信回線が必要になります。
不安定な回線は映像の乱れや、ユーザビリティの低下と視聴者の退席を招きます。
・映像演出要素が必要となる
実際に商品やサービスを触れるわけではないため、パワーポイント等で資料を補填する必要があります。
大掛かりなウェビナーになるとVRやAR、XRといったバーチャル演出を伴ったものをあります。
・視覚と聴覚で最大限に伝える
より触感や嗅覚を伝えるために、ウェビナーの登壇者以外の出演者による反響(いわゆるリアクション)が必要になる場合もあります。
またカメラでの演出などで、より印象的な画角で伝えることが重要になります。
・少数向けの演出
より多くの熱量を伝えるためには、一定時間のQ&Aなどの時間を設ける必要があるかと思います。
また、商材に対するよくある質問や、導入事例など、ウェビナーだからこそ公開しやすい情報を提供することで補うことが重要になります。
・掲載方法の多展開
より視聴しやすい環境を構築するため、多数のプラットフォームで展開することが現在の主流となっております。
使いなれているプラットフォームは視聴者によって様々あるため、それらに同時に対応する必要があります。
・掲載方法によるノウハウを知る
事前準備が大変な場合は専門家に頼ることも検討する必要があります。
イベント展示の舞台監督と同じように、現在数多くのウェビナーディレクターが活躍しています。
・通信回線の導入
社内に安定した回線がない場合は追加の回線や、専門の配信スタジオでの収録することを検討することも必要となってきます。
・映像専門家に依頼
商材やサービスをより魅力的に伝えるために、ウェビナーならではの演出を取り入れてみてはいかがでしょうか。
アンケート機能や、CGにより補足説明、詳細の資料の提供などは、ウェビナーならではの演出です。
ライブ配信の専門家に依頼することも検討してみてはいかがでしょうか。